神戸港と小豆島、高松をつなぐジャンボフェリーに瀬戸内国際芸術祭2025の作品「SHIP’S CAT」が展示されました。
「SHIP’S CAT」は「船乗り猫」
2025年は3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭の開催年。その瀬戸芸の出品作品が今回フェリーに展示されました。
「SHIP’S CAT」を作ったのは現代美術家のヤノベケンジ氏。猫は昔から疫病をもたらすネズミから乗組員や船を守ってきたと言われる守り神的な存在。「SHIP’S CAT」は、そんな「船乗り猫」からヤノベケンジ氏が着想を得て作られた作品。これまで大阪中之島美術館などに「SHIP’S CAT」シリーズが展示されていますが、船上に展示されたのは初めて。
ヤノベケンジ氏は、多くの方に作品を見てもらいその体験をストーリーとしてそれぞれつむいでいってくれればと語りました。
小豆島坂手港にもうひとつの「SHIP’S CAT」がいた!
ジャンボフェリーが到着する小豆島の坂手港にはもうひとつの「SHIP’S CAT」作品が展示されています。この船上の作品と並ぶことで、猫が小豆島に飛び移るという様子を表現したインスタレーションになっています。
瀬戸芸期間中「あおい」で展示
「SHIP’S CAT」は瀬戸芸2025の出品作品。そのためジャンボフェリー「あおい」に展示されているのは瀬戸芸の開催期間だけになります。
瀬戸芸期間中は「あおい」には、「SHIP’S CAT」が展示されているのでこの機会に瀬戸芸巡りを兼ねて小豆島に行くのもよさそうです。船内には、「SHIP’S CAT」のキャラクターグッズなども販売中です。
瀬戸内国際芸術祭2025公式サイト
ジャンボフェリー公式サイト