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生田神社の正月飾りに松が使われない理由とは

神戸の歴史

正月飾りに使われるのは門松など松が使われるのが一般的。しかし、神戸の生田神社では松は使われません。生田神社の正月飾りを紹介しながらその理由を探ってみましょう。

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生田神社の正月飾り「杉盛」

生田神社の正月飾りには門松はありません。その代わり神社の門の前には杉を束ねた大きなものが置かれています。

生田神社の正月飾りの「杉盛」。

これは藁を巻いた柱に杉の枝を約200本ほど巻き付けて束ねたもので「杉盛」と呼ばれます。生田神社では門松の代わりに新年にはこの杉盛が飾られます。

門から12本の注連縄が杉盛に結ばれる。

門松が使われない理由は平安時代の出来事にさかのぼります。約1200年前に起こった洪水により流れた松の木で社殿が壊されたことがあり、それ以来生田神社では松の木は植えてはならないという言い伝えからあるからだそう。正月飾りだけでなく生田神社では他の神事でも松は使われないとのことです。

生田神社でだけ見ることができる杉盛。

神社の門から伸ばした12本の注連縄が杉盛に結ばれています。この注連縄の風情が独特で見応えがあります。
初詣に生田神社に参拝されるならこの杉盛にも注目してみてはいかがでしょうか。杉盛は1月15日まで飾られています。

生田神社
神戸市中央区下山手通1−2−1
生田神社 公式サイト

 

神戸の歴史
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