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フェリシモ チョコレート ミュージアムで3企画展が開幕「物語の自販機」も設置

美術館・博物館

神戸・新港エリアの「フェリシモ チョコレート ミュージアム」で、チョコレートがもたらす“夢と希望”をテーマにした3つの企画展が2025年10月11日(土)よりスタートします。
「カカオショック」に揺れる世界の現実を背景に、あえて“チョコレートの持つファンタジー”に光を当てたアート展示が展開。アーティスト・増田セバスチャン氏による作品群や、文学とアートをつなぐ「物語の自販機」など、五感を刺激する空間が広がります。

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「増田セバスチャンの KAWAII チョコレートマジック」

増田セバスチャン氏が長年抱いてきた“チョコレートへの思い”と“お菓子箱コレクション”をひも解く展覧会。会場には初登場となる、お菓子をモチーフにしたアートウォールが出現し、増田氏の記憶が詰まったお菓子箱を使ったインスタレーションが展開されます。

増田セバスチャンの KAWAII チョコレートマジック。

さらに、増田氏がアートディレクションを手がけたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』(日本版)の貴重な制作スケッチのデジタル原画を公開。これまでに制作されたお菓子のパッケージやチョコレートをモチーフにした作品も展示され、アーティストの創造の源が明らかになります。

ベットルームのインスタレーションシリーズ「記憶の山」。

本展では、手のひらのチョコレートひと粒に感じる“わくわく”を再び呼び覚まし、「ファンタジーは現実の扉」という増田氏のメッセージを体感できる構成。甘く、カラフルで、少しノスタルジック。想像力が未来へとつながるような、ポジティブなエネルギーに満ちた展示です。

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「物語の自販機」 ― 3か月限定で登場

会場に設置された「物語の自動販売機」。

『チョコレート工場の秘密』の原作から印字したストーリーペーパーを受け取れる「物語の自販機」が登場します。

ランダムでストーリーの一節がプリントされる仕掛け。

書籍流通大手トーハンの協力により実現したこの装置は、ボタンを押すとランダムに原作の一節が印字された紙が出てくるという仕掛け。「自販機」ですが、利用は無料です。
観客は一枚の紙を通じて、物語の世界と現実を行き来する不思議な体験を味わえます。

『チョコレート工場の秘密』の原本。

設置期間は3か月の予定(2025年10月24日〜2026年1月下旬予定)
「読む」「触れる」「持ち帰る」という行為を通じて、文学とアートを結ぶ新しい表現の形として注目されています。

「にゃんこ大行進 ~チョコレートパッケージになった猫たち~」

両脇にディスプレイされた「にゃんこ大行進」。

フェリシモ チョコレート ミュージアムの膨大な所蔵コレクションの中から、猫がデザインされたチョコレートパッケージ約100点を展示。

猫のパッケージも様々。

猫は時にかわいく、時に気高く、時には少しミステリアスに描かれ、ブランドごとの世界観を演出します。

思わず欲しくなるパッケージも少なくないかも。

なぜ猫がチョコレートパッケージに多く採用されるのか?
なぜ多くのショコラファンが猫モチーフに心惹かれるのか?
可愛いだけでない“猫とチョコレートの深い関係”を探る展示です。

「目と感覚でお菓子を味わう ~日々を彩るパティスリー marimo~」

自由にマグネットで壁に取り付けて楽しめる。

立体作品アーティスト・吉田マリモ氏が手がける参加型アート展示。
来場者は架空のパティスリーに招かれたように、作品に“さわる・乗る・写真を撮る”など自由に参加できます。

月ごとにテーマに作られたアートボックス。

吉田氏が自身の記憶や思い出をもとにデコレーションしたお菓子たちは、カラフルでポップ、時にエキセントリック。見るだけでなく、感情や記憶を刺激し、誰もが“自分だけの甘い記憶”を探すような体験が味わえます。

10月のボックスを開けたところ。

開催概要

イベント名:フェリシモ チョコレート ミュージアム 3つの企画展
会期:2025年10月11日(土)〜2026年4月5日(日)
(※「物語の自販機」は2026年1月下旬まで設置予定)
開館時間:11:00〜18:00(最終入館17:30)
会場:felissimo chocolate museum(フェリシモ チョコレート ミュージアム)
神戸市中央区新港町7-1(Stage Felissimo 2F)
来館予約・チケット購入https://feli.jp/s/pr250917/3/

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