「人工衛星饅頭」、一度目にしたら誰しもが二度見しそうなその名前。一体どんな饅頭なのでしょうか。
「人工衛星饅頭」の店名は「大吉屋」
湊川公園西口の交差点で目にする「人工衛星饅頭」の文字。気になってましたが、なぜかお店が開いていることがなかったのですが今回は開店中。これは買いに行くチャンスとお店に行ってみました。
「人工衛星饅頭」と書かれたお店は交差点の角にあり、車で行っても駐車場はありません。路駐できる場所でもないので車で行くなら近くの駐車場に停めましょう。
しかし、神戸市営地下鉄を利用すれば湊川公園駅の地上出口を出てすぐのところに「人工衛星饅頭」のお店はあります。電車で行くならアクセスは簡単です。
そしてここが店頭です。長く使い込まれた赤い暖簾には、「大吉屋」と書かれています。店名が「大吉屋」でそこで売られているのが「人工衛星饅頭」なのでした。
この「人工衛星饅頭」というネーミング、調べてみると初代店主が旧ソ連の人工衛星の打ち上げのニュースを見て饅頭に名前として付けようとひらいめたのだとか。当時は画期的なネーミングだったのでしょうが、時代が経ったいまでもそのインパクトは続いています。
「人工衛星饅頭」は回転焼きのようなどら焼きのようなもの
「人工衛星饅頭」は一個100円。売っているのはこれのみなので、個数だけを店頭で伝えて買います。箱に入れてもらった「人工衛星饅頭」がこちら。手に取ると弾力のある薄皮でどら焼きのような感じです。
「人工衛星饅頭」を半分に切ってみると薄皮の中にしっかりと粒あんが詰まっています。ひと口食べてみると、粒あんは甘さは抑え気味。薄皮は口にしても弾力があり独特の皮の甘さも感じます。お茶といっしょ食べたい甘食です。
お店はの不定休だそうで、開店しているときが買い時ということみたいです。もしお店が開いていたら「人工衛星饅頭」が食べられるチャンスです。
大吉屋
神戸市兵庫区上沢通1
湊川公園駅 地上出口すぐ