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御影公会堂のオムライス 戦前から続く老舗洋食食堂

グルメ・名品

御影公会堂は昭和8年に建てられた国の登録有形文化財にもなっている建物。開館当時から営業する公会堂の食堂をご紹介します。

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『火垂るの墓』にも登場する御影公会堂

御影公会堂は戦前からの建物ということで激しい神戸空襲にて被災し建物の内部はほとんど消失したそうです。かろうじて建物の外壁は残り修復されて今日に至っています。

現在の御影公会堂。

その神戸空襲下での小説、野坂昭如著の『火垂るの墓』では御影公会堂も登場します。アニメ版でも御影公会堂が背景で描かれたシーンで登場しています。

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戦前から続く老舗食堂で味わうオムライス

御影公会堂地下にある食堂前通路。

食堂は御影公会堂の地下にあり、どなたでも利用することができます。公会堂の横の入り口からも食堂に入れます。

御影公会堂の食堂内。

古い建物の中にあるだけあって食堂内は重厚な雰囲気があります。座席は36席。ランチタイムの3時間だけの営業ですが、混雑時は入店まで待つこともあるそうです。

セットメニュー表。

ここの食堂で有名なのはオムライス。初めてここに来たらなら、まずはオムライスをオーダーしてみましょう。スープとサラダがついたセットメニューがお得です。

こちらがオムライス。

こちらがオムライスです。オムライスとトマトソースがきっちり分けられているプレートの見た目が美しい。

オムライスを横から。

どこから手をつけようかと迷うような完成度。オムライスを割ってしまうのがもったいような…。

オムライスを割ってみたところ。

それではいつまでも食べられないので、オムライスを割ってみたのがこちらの写真。薄味のケチャップで炒められたライスに大ぶりのチキンが入っています。トマトソースの酸味は抑え気味でオムライスとあわせていただくとマイルドな味わいに。

セットメニューのスープとサラダ。

レシピも戦前と同じなのかはわかりませんが、昭和初期から脈々と続いている食堂の味がいまでも味わえるのは嬉しい限りです。

御影公会堂 食堂

神戸市東灘区御影石町4-4-1 御影公会堂 B1F

定休日 火曜日

営業時間 11:00 – 14:00

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