神戸はインド系のカレー店も多い街。そのインド系カレー店で出されるナンを好む方も多いよう。美味しいナンをどのように作っているのか神戸のインドクラブで教えてもらいました。
1904年創立の老舗のインド人コミュニティー
ナンの焼き方を教えてもらったのは、神戸にあるインドクラブ。インドクラブは1904年に創設された歴史あるインド人のコミュニティー施設。インドクラブでは週に1日だけ一般に向けてインドカレーを提供しています。このインドクラブでナンの作り方を見せてもらいました。
約1分で焼き上がるナン
ナンのもとになる小麦粉で練られた生地。一枚分ごとに切り分けられトレーに並んでいます。
粉を振りながら生地を平たくしていきます。
今度は生地を引っ張り伸ばします。この段階でナンの形が出来上がります。
伸ばした生地を窯に張りつけます。この時の窯の温度は約350度。
窯の張られたナンの生地は見る見るうちに焦げ目がついてきます。1分もしないうちにナンは焼き上がりました。
焼き上がったナンは熱くなっているので専用の棒で窯から取り出されます。
そして最後に表面に溶けたバターを塗ります。これでナンは完成。生地を伸ばしてから出来上がるまでに2分ほどの早わざでした。表面がカリっと焼き上がるナンはやはり窯があるからできるもの。
インドクラブでは食べやすいようにナンは切ってプレートに添えられます。ここでのカレーは3種類から選ぶことができ、ライスも加えることも可能。食後にはチャイが出されます。
インドクラブ
神戸市中央区山本通1-7-15