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石井一男展「オレンジに輝く女神」|ギャラリー島田・静寂と光を描く

アート・カルチャー

神戸を拠点に活動する画家・石井一男(いしい かずお)氏。静けさの中にある“希望の光”を描き続けてきた画家です。その筆から生まれる人物や風景は、どれもどこか懐かしく、まるで心の奥の記憶を呼び覚ますような温もりがあります。

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「オレンジに輝く女神」

今回の個展では、63点の作品が展示されます。中でもポスターに選ばれた「オレンジに輝く女神」は、柔らかな光に包まれた穏やかな表情の女性像。その瞳には、遠くを見つめるような静かな意志が宿ります。

「オレンジに輝く女神」

ギャラリーの壁には、この女神をはじめ、石井さんが長年描き続けてきた「女神」シリーズや、抽象的な風景画の新作も並びます。

ギャラリー内の展示風景。

一見、色と線の重なりが自由に見える抽象画も、よく見るとその中に“小さなひとりの存在”が佇んでいます。石井さんの作品には、いつも“やわらかな人の気配”があるのです。

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日常の中に宿る、祈るような静けさ

いつまでも眺めていたくなる作品群。

石井さんの絵には、派手さも、説明もありません。ただ、見つめていると“心が静まる”。そんな不思議な時間が流れています。いつまでも眺めていたくなる、そんな絵が並びます。

近年は、色彩の重なりや筆跡そのものが語りかけてくるような、直感的で抽象的な作品も増えました。それでも、どの絵にも変わらずあるのは、“無心な心から湧き出る生きること”へのまなざしかもしれません。

82歳、静かに、力強く描き続ける

ギャラリーでの石井一男氏。

石井さんはことし82歳。今なお精力的にアトリエで筆をとり続けています。「描くことが、生きること」――その言葉が自然と似合う人です。

展覧会の準備では、ギャラリー島田のスタッフとともに、アトリエで作品を一枚ずつ選んだそう。
訪れた人が絵を眺めながら画家と静かに言葉を交わす――
そんなあたたかい時間が、ここには流れています。

石井氏についてのノンフィクション『奇蹟の画家』

石井氏について書かれたノンフィクション『奇蹟の画家』。

石井さんの画家としての歩みが書かれたノンフィクションが出版されています。『奇蹟の画家』講談社文庫刊

Amazon.co.jp: 奇蹟の画家 (講談社文庫 こ 31-6) : 後藤 正治: 本

開催情報

「石井一男展」
会場: ギャラリー島田 deux&trois
神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲート1F
会期: 2025年11月15日(土)- 11月25日(月)
時間: 12:00-18:00 *最終日は16:00まで *11月19日(水)休廊
入場無料

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