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ザックバランな元町の古本屋 花森書林

トレンド・イベント

神戸元町にある古本屋の花森書林。古書のほかにも雑貨も扱いやギャラリーとしても展開しています。店内を眺めて回るとなにかしら欲しいと思うものを見つけてしまう、そんな古本屋さんです。

トンカ書店時代からの流れを引き継いでいる古本屋

花森書林は以前、現在の店舗からは少し離れた場所に「トンカ書店」として開業していました。「ザックバランな古本屋」と自ら称していたように店内はジャンルを問わない書籍や雑貨があふれていました。店内に入ると、本や雑貨を見て回るのが楽しくあっという間に時間が過ぎるそんなお店でした。

トンカ書店時代の店舗外観。

「トンカ書店」は入り口がわかりにくいお店でもありました。外から看板は見えているのに入り口がわからない、ひょっとして入り口にたどり着くところから何か試されているのか、そんなことも感じさせるような楽しい古本屋でした。ちなみに「トンカ書店」の名前は店主の苗字の頓花(とんか)をそのまま付けたとのこと。一度聞いたら忘れないとてもキャッチな響きが素敵でした。

花森書林の新店主の頓花慎太郎さん。

「トンカ書店」が入っていたビルか老朽化のために店舗を移動することになり、店名も「花森書林」と改めて現在の店舗で再スタートしました。「トンカ書店」を開業させたのは、現在の店主の頓花慎太郎さんのお姉さん。しかし、残念ながらそのお姉さんが2023年に逝去、その後を引き継いだのが弟である慎太郎さんです。
店主は変わりましたが、「トンカ書店」からの「ザックバランな古本屋」感はそのまま引き継いでいると感じています。

なにかを見つけることが楽しい花森書林の店内

ジャンルを問わない古書が並ぶ店内。

ジャンルを問わないとは書きましたが、古書の傾向としてはサブカルチャーやアート関係のボリュームが厚いように感じます。映画や写真などに関する年代が古い本も時折出てきたり、雑誌も古い年代のものが安価で売られていることも少なくないです。児童書や絵本もよく見かけます。

雑貨も豊富に扱っている。

雑貨に関してはほんとうにジャンルを問わずなにが売られているかは行ってみないとわからない状態です。その中から自分に刺さるものを見つけたときは本当にうれしく感じます。

雑多なモノの中からきらりと光るものを見つける楽しさ。

店内では品物のジャンルごとにグルーピングされているので、一見雑然としながらもきちんと仕分けはされているので品定めはとてもしやすいです。この品々のなかから自分にとってキラリと光るものを見つけるのがまさに「ザックバランな」店内の楽しみ方と思います。

花森書林
神戸市中央区元町通3-16-4
【営業時間】13時〜19時【定休日】火・水
インスタ
公式サイト

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