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大正時代からの歴史を引き継ぐ神戸元町商店街のスズラン灯

神戸の歴史

神戸元町商店街の通りの両脇にはスズラン灯と呼ばれる街灯があります。これは大正時代に初めて設置されたスズラン灯の歴史を引き継いでいるものです。現在は各町会ごとに異なるデザインのスズラン灯が立てられています。

元町1番街のスズラン灯

元町商店街の入り口ともなる元町1番街のスズラン灯から見ていきましょう。元町1番街は南京町に近いということもあり、中国のランタンのようなデザインのスズラン灯です。

細かい装飾が特徴的でスズランのイメージはあまり感じません。

元町三丁目のスズラン灯

元町三丁目のスズラン灯はスズランの花をデザインしています。流線形の装飾で葉を表現。

アールヌーボー調の感じのデザインでまとめられているスズラン灯です。

元町四丁目のスズラン灯

縦長のランプはシンプルなデザインに見えます。しかし、全体を鑑賞してみるとシックでスタイリッシュさもあり大人の雰囲気を醸し出しているように感じます。

元町五丁目のスズラン灯

元町五丁目のスズラン灯が大正時代に元町通に設置された初期型のスズラン灯のデザインに近いタイプです。元祖スズラン灯と言えるのがこのスズラン灯です。

昭和初期に撮られた元町の写真に写るスズラン灯もほぼこのデザインです。当時を懐かしむにはこのスズラン灯を眺めるのがよいでしょう。

元町六丁目のスズラン灯

最後は元町六丁目。装飾部分が数字の6をデザインしているのがわかりますね。写真では数字を反対から見た形になっています。その中にスズランを模した小さなランプが配置されていて可愛いデザインになっています。

お好みのスズラン灯はどれでしょうか。元町商店街を歩くことがあればスズラン灯も見学してみてはいかがですか。

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