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昭和6年に建てられた神戸市立北野小学校の「北野工房のまち」最後の日

神戸の歴史

昭和6年に建てられ、廃校になった小学校の校舎を活用した「北野公房のまち」が2023年末で閉館。その後は内容を一新してリニューアルオープンされるとのことですが、現存する小学校の校舎を見られる最後の閉館当日に見学してきました。

昭和の校舎が懐かしい北野小学校

「北野工房のまち」は、神戸ブランド商品を扱った体験型観光スポットとして平成10年にオープンしました。観光地として多くの方が訪れましたが、運営会社の変更にともない一旦閉館することとなったようです。

25年続いた「北野工房のまち」は、2023年で幕を閉じました。その後の校舎の取り扱いはこの記事の執筆時では未定とのこと。ただ他の業者によりリニューアルオープンして使用されることは確定しています。

「北野工房のまち」は校舎をそのまま活用していたので、北野小学校当時の校舎がそのまま残っています。

 

北野小学校当時の資料を展示した展示室も設けられていました。

 

階段の踊り場には、顔出しパネルも登場。「北野工房のまち」として最後の想いで作りに一役買っています。

階段に作られた当時の装飾。かつてここは生田区だったため、「生田」の字をモチーフにデザインされているそう。

最後の卒業生が書き残していった黒板の文字が残されていました。いつまでも残して欲しいですね。

最後の日は日ごろ公開されていない講堂も開放されていました。

 

講堂に取り付けられていたというシャンデリア。阪神大震災の時に被害を受けましたが、修復されて現在は講堂の入り口の場所に取り付けられています。
「北野工房のまち」の閉館は致し方ないですが、この旧北野小学校の校舎は現状のまま活用し続けて欲しいです。

 

 

 

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